いま、何故生涯学習か 6っの要因、 ①科学技術の商度化 ②国際化 ③高齢化 ④価値観の多様化 ⑤男女共同参加型社会の形成 ⑥家族・地域の変化 生涯学習社会の到来 昭和40年 (1965) ユネスコ成人教育国際会議 ポール・ラングランの提唱 教育の垂直的統合(年齢・ライフステージ) 教育の水平的統合(教育内容・職業と教養と余暇 昭和48年 (1973) OECDのリカント教育の提唱 昭和51年 (1976) 米国生涯学習法の制定 昭和56年 (1981) 文部省中央教育審議会「生涯学習答申」 昭和63年 (1988) 文部省生涯学習局の設置 平成2年 (1990) 生涯学習振興法 平成4年 (1992) 生涯学習審議会の答申 「今後の社会の動向に対応した生涯学習の 振興方策について」 ①リカレント敦育 ②ポランティア活動 ③青少年の学校外活動. ④現代的課題に挑戦 平成8年 (1996) 「地域における生涯学習機会の充実方策について」 ①高等教育 ②小中高校 ③社会教育・文化・スポーツ旛設 ④研究・研修旛設 平成9年 (1997) 生涯学習審議会概要 「生涯学習の成果を生かすための方策について」 生涯学習の意味 従来の教育制度は6歳~く18~22歳〉が教育機関で、 18歳~22歳以上60歳までを労働、60歳以上を余暇の 3段階。新しい教育制度では、18歳~22歳以上までを 労働、余暇をべ一スに教育を分散する。 学習ニューズの活性化を図る (1)潜在需要を顕在化させるための意識啓発 年功序列賃金・終身雇用制度の崩壌 (2)年功序列の学習行動へ促す支援 学習カルテ・単位の累積加算・修了証 表彰制度 (3)学習行動の高度化 |
生涯学習の推進 (1)個人的条件 余暇時間、少しの金、やる気、能力(知識と技術)など (2)社会条件 施設、情報、仲間、指導者、学習機会など 生涯学習をどう実践するか (I)動機づけ(何が好きか、何にこだわるか) (2)仲間づくり、先生の指導をうける (3)継続(時間をかける) (4)成果の発表、創造、貢献、指導 団体活動を高めるための方法 ①同好の士、趣味を同じくする人がグループ、サークルをつくる ②定期的な会合を持つ ③発表、展示の機会をつくる ④自己満足に終らせない ⑤機関誌をつくる ⑥継続させる(5年、10年、20年) ⑦実現目標、ゴールの設定 活動を通して得られるもの ①個人:友人、社会的体験、新しい仕事 (経済的活動、非経済的活動) ②地域:自慢できるふるさと。誇りに思う町。本当に住んで 良かったと思う町。行動する市民の増加。 石の上にも3年を経て夢は現実になる 日本人の9割は他人任せに無為に余暇を過ごしている。 ・他律的な「休息型」「気晴らし型」の余暇: 相手方が遊び方をセットしてくれるタイプ。パチンコ・競輪・ 競馬などのギャンブル、遊園地、レジャーランド、スナック、 バーなど関連ビジネスの年間売上高約70兆円。 ・自立的な自己開発型」の余暇: 当人の主体的な働きがけが必要。:絵画、音楽、陶芸、 書道などクリエイティブな要素。 自己開発型余暇を収入につなげるための3つのノウハウ ①教える:自分が身につけた知識や技量を他の人に教える。 受講料や教材費という形で収入が得られる。 お花、囲碁、将棋、お茶、ワープロ、パソコン、英会話等。 ②作品を販売する:自分の制作した作品やコレクションを販売。 絵画、彫刻、書、焼き物、盆栽、園芸。コイン。 アンティーク家具等。 ③特技を活用する:ビデオ撮影。パーティの司会。翻訳、通訳。 自動車の運転。看板書き。代筆。料理、ガイド等。 収入につなげるには、 初めは皆素人、『石の上にも3年』初級、3年、5年で中級。 10年を目処に上級。 効率良く学ぷためのヒント ●よい先生をみつける:教え方が上手、うまが合う先生につけば 初級につきものの苦痛は和らぎ、上達も早くなる。 ●いい仲間を求める::一人でやるより、誰かと一緒に学んだ方が お互い刺激になってより向上。 ●自分の作品を外部に発表する:恥をかくのを承知でいろんな 人にみてもらえば、好評不評が次の進歩に繋がる。 ●社会貢献を目指せ::最終的には、自分の趣味で人の役に 立ってもらいたい。趣味の究極の姿。 |
|
概略報告のページに戻る |