2011年8月 熟塾イベント

 熟塾公開講座 NO MORE HIROSHIMA ・ NO MORE FUKUSHIMA》



広島平和記念日に、原爆体験者の証言を聴く会






(勉誠出版社刊)



                           
 

脚本家・作家 “ヒロシマ原爆の絵日記”監修 : 早坂暁 氏
絵本「あの日を、わたしはわすれない」 著者 広島原爆体験者 : 河野きよみ氏

日 時 : 2011年 8月6日(土) 午後2時〜4時

集 合 : 大阪府立中央図書館 ライティホール・TEL 06-6745-0170
       
最寄り駅:近鉄けいはんな線「荒本駅」(地下鉄中央線乗合)@番出口から北西へ約400m

会 費 : 大人:1000円 ・ 学生 :無料 
      
       ※親子室完備(赤ちゃんや小さなお子様と一緒に参加いただけます。) 


 

広島に原爆が投下され、14万人の命が一瞬にして奪われ、1万人ちかい少年少女が、傷つき、火傷し、廃墟の中に残された・・・8月6日。
それから、66年後。東日本大震災により「福島第一原発」事故が発生。
放射能は今も空に放たれ、海に流れ、多くの人々が故郷を追われ、世界中の人々に原子力発電の安全性を問い直すことになりました。

「被爆国・日本」と宣言しながら、広島や長崎で命を失い、被爆により放射能の影響に怯えながら長い年月生きてきた人々の声を、私たちは本当に受け止めていたのでしょうか・・・。

2010年9月。原爆投下の命を下したハリー・トルーマンが崇められ政治的にも保守派が多く、大規模な軍が駐留しているアメリカ・ミズリー州に広島での自らの被爆体験を綴った絵本を手に降り立った女性がいました。
河野きよみさんは、セントラルミズリー州立大学の学生たちに語り始めました。わずか14歳で、虫けらのように死んでいった親友の文子さんの事を・・・。語りながら、河野さんはふと思いました。「文子さんや原爆で亡くなった多くの人々の思いが、65年後に私をアメリカに呼び寄せ、あの日を語らせている・・・。」と。

アメリカの学生たちだけでなく、今こそ日本人があの日を体験した人の生の言葉に真摯に耳を傾け、次の世代に伝えなくては、広島・長崎で犠牲になった人々の死が無駄になり、福島の悲劇が再び繰り返されるかもしれない・・・。
8月6日に起きた広島の惨状を、河野さんからは、絵や映像を交えながらアメリカで講演された同じ被爆証言をお話しいただきます。
そして、早坂暁氏から「日本語」と「英語」で監修した「広島原爆の絵日記」に託した広島、そして福島への思いをお話しいただきます。


被害者から加害者へ。
福島原発事故が起こった66年目のあの日だからこそ、体験者の証言を聴きながら、原爆によって命を奪われた人々の声なき声に静かに耳を傾け、日本のこれからを一緒に考えませんか。



早坂暁氏プロフィール:
1929年愛媛県松山市生まれ。作家。被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会会長。
日本大学芸術学部演劇科卒業後、業界紙編集長、出版事業に従事しながら、テレビシナリオを書き始める。
以後数多くの小説、映画シナリオ、戯曲、舞台演出、ドキュメンタリー制作を手がける。
代表作に「夢千代日記」「花へんろ」「天下御免」「天国の駅」「ダウンタウンズヒーローズ」「華日記」「公園通りの猫たち」がある。浅田次郎文学賞、講談社エッセイ賞、放送文化基金賞、芸術選奨文部大臣賞、芸術祭大賞、紫綬褒章、モンテカルロ国際テレビ祭脚本賞、放送文化賞など受賞多数。

 
 





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               電子メール  BXI05250@nifty.com



●お申し込みいただくと、会場を明記した参加証を郵送いたしますので、
  会費は当日ご精算ください。

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